結論
生活習慣病の代表格。
2型糖尿病の場合、インスリン分泌が減少したりインスリン抵抗性のため、血糖値を正常範囲に保てなくなった状態といえます。インスリン分泌が全く途絶えることはありません。発病の原因は、遺伝的体質のほか加齢と長年の生活習慣が大きく関係しています。このことから、2型糖尿病は40歳以降の中高年から高齢者に多く発病します。
治療は食事療法や運動療法が基本で、それによりインスリンの必要量を減らし、かつインスリンの感受性を高め(インスリン抵抗性を解除し)ます。食事療法と運動療法だけでは血糖値が十分に下がらない場合、薬物療法を追加します。また、2型糖尿病の人の8割近くは、現在肥満の状態にあるか、あるいは過去に肥満であった時期がある人です。治療の前提として、肥満の解消、適正体重の維持が欠かせません。
2型糖尿病では、インスリン分泌がある程度保たれているので、著しい高血糖になることはそれほど多くありません。反面、それだけに自覚症状が現れにくく、自分が病気であることを認識しづらいものです。このため糖尿病であることに気付かないでいたり、気付いていてもきちんと治療せずにいる人が少なくありません。しかし、合併症予防のためには、自覚症状があるなしにかかわらず、治療を続けることが大切です。

